長岡鉄男設計マトリックススピーカー『MX-1』自作用キット 14

商品説明
ご覧いただきありがとうございます。

「マトリックススピーカー」とは今どき聴き慣れないものですが、たった１つのスピーカーボックス（左右一体型）に複数のユニットを搭載し、特殊な結線により上下左右に広がる音場を再生するというまさに魔法のようなスピーカーです。

この「MX-1」は設計者である故長岡鉄男氏が夢の中で思いついたそうで、ご本人も自身で選ぶ傑作スピーカーのひとつに挙げられているほどのお気に入りのスピーカーだったようです。
このスピーカーの製作が掲載されている週刊ＦＭ別冊『長岡鉄男のオリジナル・スピーカー工作４５』の中で「実に拡がりがあり、しかも当然のことながら中抜けがない。また、余韻やホール・トーンが二倍ぐらいにふえて聴こえる。拡がり方はソースによって違うが、幅１ｍぐらいにしか聴こえないものもあるが、３ｍぐらいに聴こえるもの、無限大、サラウンドに聴こえるものさえある。意外と良いのがカリオペなどのワンポイント録音のソースである。冨田勲のシンセサイザー・ミュージックもよい。とにかく文章では説明できない。まさに音の魔術師である。」とおっしゃっています。
完成時の寸法はW430mm×H270mm×D220mmと左右一体型としてはコンパクトなエンクロージャーですが、こんなたった１つの「箱」から想像以上に素晴らしく広がりのある豊かな音場を味わうことができます。

スピーカーの自作にご興味のある方、長岡鉄男氏、マトリックス再生に興味のある方いかがでしょうか？
長岡氏によれば当時のFOSTEX製10㎝フルレンジスピーカーユニット「FE103／16Ω」を想定して設計されたものですが、現行機種では該当する機種はありません。少し前には限定機種のFE103-Sol(16)という16Ωのユニットがありましたが、現在では入手が難しくなっています。
とは言え、現在の主流である一般的な8Ωのユニットであっても過度に出力を上げなければ何とか鳴らすことは可能です。
当方もFE103E(8Ω)×4本で使用しておりますが、特に問題は発生しておりません。
ただし、BTL（バランス型）出力のアンプに繋ぐことはできません。アンプ破損の原因になりますので絶対におやめください。
マトリックス接続スピーカー再生は各自の自己責任において行ってください。当方では一切責任は負えませんのでくれぐれもお気を付けください。

キットの内容はカット済みMDF(厚15mm)×一式(部材①から⑨まで各１枚ずつの８枚／ただし②は欠番)で、バッフル板(前板)には現行のFE103NV／FF105WK等に合わせての直径94mmの丸穴およびスピーカーユニット固定用ビスの下穴加工（対角ピッチ＝115mm）を施してあります。ダクト用の塩ビ管および以前はオプションとしていたスピーカーターミナル（対応穴加工付き）と配線用のスピーカーケーブル（0.75sq）2mもキットに含まれます。(写真２枚目のものがすべてとなります)
また、写真には写っていませんが、製作の補助になるよう工作法の解説書（CD-ROM）と簡易図面も添付させていただきます。
このスピーカーは１台で４本のスピーカーを使用し、特殊な配線をする必要があります。配線図は上記の添付図面の中に記載してありますので、そちらをご参照下さい。

※ご注意！ この商品にはスピーカーユニットは付属しておりません。ユニットは落札者様にて別途ご用意下さい。

キット販売ですので、製作に関するサポートはできませんので、落札者様の責任において製作して下さい。また、基本的にノークレーム、ノーリターンとさせていただきますので併せてご了承下さい。

長岡鉄男 MX-1

小さなマトリックス・スピーカーの製作記事 – What will be, will be!! It's {HIRO}'s Blog!!

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長岡鉄男 MX-1

長岡鉄男 マトリックススピーカー MX-1 - スピーカー

長岡鉄男さん

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